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中防食 #200シリーズNKフレークの種類>中防食#200シリーズ

種類・番手 樹脂系
(主成分)
特性 最高使用温度(℃) 膜厚
(m/m)
施工例 用途例
N242B ビニルエステル樹脂 耐酸性
耐アルカリ性
60(液)
100(ドライガス)
0.3〜1.0 プライマー+ハケ、
ローラー、スプレー
(いずれか2回以上塗布)
橋梁、プール
海洋構築物
船舶用
石油タンクボトム
#242 ノボラック系
ビニルエステル樹脂
耐酸性
耐熱性
耐溶剤性
75(液)
150(ドライガス)
#252 不飽和ポリエステル樹脂 耐酸性
耐アルカリ性
55(液)
100(ドライガス)
海水導入菅


物 性NKフレークの種類>中防食#200シリーズ

NKフレーク#200の物性

項 目 #200
引張強度(MPa) 30〜40
圧縮強度(MPa) 150〜200
曲げ強度(MPa) 40〜60
接着(引張)強度(MPa) 20〜30
伸び率(%) 0.5〜1.0
熱膨張係数(/℃) 2.2×10-5

各種塗膜の水蒸気透過率の比較

■NKフレークとエポキシ、タールエポキシ塗料の比較
項 目 NK
フレーク
エポキシ タール
エポキシ
備 考
耐薬品性 耐酸性 × × 5%H2SO4,R.T
耐アルカリ性 5%NaOH,R.T
耐水性 × 50℃蒸留水
耐塩水性 良好 発錆
著しい
発錆
著しい
原油R・T
耐水蒸気拡散性 ×
耐アンダーカット性 × ×
冬期施工性 × ×

防食機構のモデル


SEM Photograph of glass flake
■NKフレークの耐食原理
NKフレークの塗膜は、薬液またはガスの浸透を防止します。


仕 様NKフレークの種類>中防食#200シリーズ

■NKフレークN242B標準仕様

工 程 品 名 塗布量(g/㎡) 塗回数 塗膜厚(μm) 備 考
前処理         砂、泥の異物、付着物を除去する。スパッター、スラグ等はグラインダーで削り、表面を平滑にする。
下地処理 サンドブラスト       除錆度は、Sa2½以上
表面粗さは、Rz30~70μm
プライマー #1000 200 1 40 腐食の激しい部分は、スチレンでほこりを拭き取る。
ローラー、ハケ又はスプレー塗り。
溶接線増塗り N242B中塗       溶接部は増塗りする。既設ではピッチング埋めを行う。
中塗り N242B中塗 600 1 260 ローラー、ハケ又はスプレー塗り。
中間検査         塗膜厚が260μm以上あることを確認する。
上塗り N242B上塗 600 1 260 塗りむらのないよう充分注意して塗布する。
最終検査       min400
AV560
最終膜厚検査
ピンホールテスト


■鉄鋼防食 NKフレークN242B


■鉄鋼防食 NKフレーク#242

■鉄鋼防食 NKフレーク#252

NKフレーク #200シリーズ色見本